◎新企画スタート…【各期リポートの輪】 | 小倉高校野球部OB会「愛宕クラブ」

◎新企画スタート…【各期リポートの輪】

▽2013年も一ヶ月が過ぎました。OBの皆様の近況をお伝えする「各期リポートの輪」をお届け致します。第1回は昭和53年春のセンバツ甲子園に出場した高校31期・安部嘉弘さんです。

◎第1回高校31期・安部嘉弘◎

皆様 はじめまして。関東愛宕クラブ会長を拝命いたしました、高校31期の安部嘉弘と申します。高校31期の主将をやらせて頂きました。大学から現在に至るまでずっと東京暮らしです。
我々31期は幸運にも選抜甲子園に出場することが出来ました。当時は31期7名、32期7名の14人の部員しかいませんでした。当然普通では、紅白戦も出来ないのですが、そこは伝統の力、多くのOB(大学生を含む)が毎日練習に来て下さり、お手伝いをしていただき不自由なく練習が出来た事を記憶しています。
私と同期の他の6人は投手の大石浩正君、内野手の国宗篤君、江上誠君は現在関東在住、外野手の今村浩史君は三重県四日市に勤務、外野手の中島健君は熊本で歯科医を、外野手の小野田君が唯一地元小倉在住で小倉高校野球部の情報発信をしてくれています。東京では3カ月に1回のペースで、野球部以外の東京在住の同級生も集まり、楽しい会を催しています。遠く離れてはいても、常に話題になるのは現在の野球部の現況です。
我々の時代と違い、高校野球のレベルがあがり、又周辺の私立高校がスカウティングに力を入れる中、県立の雄である母校が勝ち進む事は並大抵の努力ではないと思います。しかし、現野球部を無条件に応援することが我々の役目であると皆強く認識しています。
頑張れ!小倉高校野球部。

バトンタッチは、関東愛宕クラブ副会長の岡崎義一さん(42期/主将)にお願いしたいと思います。

◎後輩たちへ…高校31期・安部嘉弘◎

「小倉高校…最後に甲子園に行った代の主将として」

甲子園の開会式は5万8千人の超満員。ライト側ブルペンに出場する32校が待機し、北から順番に行進する。旗を持ってグランドを半周、しかしあまりにも緊張していて覚えていない。その後32チームの主将はバックスクリーン前に集合、大会旗などを掲揚したが、これまた全く記憶にない。それくらい緊張する場所に立てた事を後でVTRで見て懐かしく、そしてありがたく思う。
初戦の帝京高校との試合も、初めて打席に立った時、投手が目の前にいる感じで、くそボールを振って三振。第3打席に少し落ち着いてヒットが出たが、とても平常心でプレー出来なかった。ただ、校歌だけは鮮明に覚えている。♪「大空ひたす玄海の…」大観衆の前で校歌を歌えたのだから。
2回戦の対箕島高校戦は落ち着いてプレー出来た。ただ、ひょっとしたら勝てたかもと思った心の隙を試合巧者の箕島に衝かれた。
我々の頃と比較して、高校野球のレベルが格段に上がり、甲子園出場も難しいとは思うが、努力は決して裏切らない。君たちの夢の実現を、皆でバックアップする。甲子園を君たちの手で掴んで欲しい。

★センバツ高校球児の闘魂「ガッツ青春」(1973.3放送/RKB)★

★第50回選抜高校野球大会 小倉3-0帝京(1978.3.30)★

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